Hurst研(2日目)
共同研究に参加しているポスドクのEmily Hornettが子供の関係でこの日のみ都合がつくということで、この日に共同研究の進め方について検討。Greg Hurst教授とバイオイフォマティクスの専門家であるSteve Paterson教授も同席のなか、長峯氏も一緒にこちらで推測した遺伝様式についてディスカッションを行うとともに、今年の野外データなどについても報告を行った。使用サンプルなどの大まかな方向性が定まり、まずはイギリスでの解析結果を見てからということになった。昼食は大学近くのレストランで、Emily Hornettの夫であり、別の研究室を主宰するGrant Hughes(彼もボルバキア研究者)にも会い、雑談をしながらGreg Hurstとも一緒に食事をした。夜はGreg Hurstと長峯氏とともに、Greg宅の近所のレストランで食事。私はシュニッツェル(何故かドイツ料理)を注文。
Hurst研(1日目)
今日は朝からGreg Hurst研究室のポスドクStefanos Sioziosの研究打ち合わせに参加。チョウの分子生態学についてハプロタイプネットワークの最新結果の報告とディスカッション。午後から、コロンビア出身のLiverpool大学の研究者Vicencio Oostraのセミナーに参加。ジャノメチョウ(Bicyclus anynana)やタテハチョウ(Melitaea cinxia)の環境と遺伝子型による変化をゲノム解析を用いて明らかにしていく壮大な研究。その後、ポーランド出身で現在Hurst研のポスドクでボルバキアの研究で様々な成果を挙げてきたEwa Chrostekとお互いの研究の話を1時間。その後、それぞれ別の研究室を主宰するAlistair DarbyとBen Makepeaceと様々な衛生害虫についての共生細菌に関する情報交換を1時間ほど行った。夜は、Ewa Chrostekと大学院生のJordan Jonesと長峯氏と一緒に、Ewaがおすすめのポルトガル料理レストランに(ポルトガルでもポスドクをしていたため、ポルトガル語にも堪能)。