水草展
この週末は、国立科学博物館筑波実験植物園で開かれている「水草展」に行ってきた。
日本を代表するプロのレイアウターによる多数の水草水槽が展示されていて、かなり美しく、日本的な美を感じた気がする。箱庭とは盆栽とか日本庭園などと通ずるものがありそう。
そのあと、研究員のかたがいろいろな水草について説明してくれた。そもそも水草の定義すら知らなかった私は驚きの連続だった。
水草(「みずくさ」または「すいそう」)とは、高等植物でありながら、二次的に水中生活をするようになったものを指す名称である。主に淡水性のものを指し、被子植物、シダ植物に含まれるものがある。(wikipediaより)
進化の過程で水からいったん陸にあがった植物がさらに水に戻ったものを水草というらしい。しかも陸にあがった植物が水に戻るとい出来事は進化的に何回もいろんな分類群で起きている。また、水陸両用のような感じで、水がないときとあるときで違った形の葉をつける水草もいる。
栽培が難しいバイカモや、世界最小の花(ミジンコウキクサ)など、いろんな水草の実物が、生きたまま展示してあり、とても見応えがあった。行ってよかった~。開催者の方々には頭が下がります。
これで入場料300円はめちゃ安い。