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昆虫と微生物の研究とアート

異邦人

異邦人 (新潮文庫)

異邦人 (新潮文庫)

有名な本だが最近人に勧められて初めて読んだ。世の中がうまくあらわされていてニヤリ。「異邦人」がよかったので、カミュによる別の作品「シーシュポスの神話」をも読もうとしたが、ぜんぜん理解できず、読み進められなかった。カミュ自身が自分の小説の根本思想を理論的に説明したものらしい。こういうのに対して理屈をもちだすと、とたんにつまらなくなってしまう気がする。

シーシュポスの神話 (新潮文庫)

シーシュポスの神話 (新潮文庫)