KY BLOG

昆虫と微生物の研究とアート

本いろいろ

 

考える寄生体―戦略・進化・選択

考える寄生体―戦略・進化・選択

 

クジャクのオスの尾などがどうして派手になったのかについての仮説の1つであるパラサイト説で有名なMarlene Zuk(Zuk Lab | College of Biological Sciences)によって書かれた本。原題は、Riddled with Life: Friendly Worms, Ladybug Sex, and the Parasites That Make Us Who We Are。原題のほうが面白そうかな。内容はとても豊富で、わかりやすく書かれている。

パラサイト説:Hamilton WD, Zuk M (1982) Heritable true fitness and bright birds: A role for parasites?  Science 218: 384-387.

 

大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体

大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体

 

 有名なサイエンスライターであるCarl Zimmer(http://carlzimmer.com/)によって書かれた大腸菌に関する本。細菌を扱うからには読んでおいた方がいいかも。

 

ミトコンドリアが進化を決めた

ミトコンドリアが進化を決めた

 

 ミトコンドリアの起源などに関してWilliam Martinなどとともに有名なNick Laneによって書かれたミトコンドリアに関する本。難しい・・・(汗)。

 

Evolutionary Perspectives On Pregnancy

Evolutionary Perspectives On Pregnancy

 

系統地理学でも有名なJohn Aviseによって書かれた本。様々な動物における妊娠の多様性と進化について具体例を挙げながら述べてある。