KY BLOG

昆虫と微生物の研究とアート

アリの体毛

先週のセミナーで取り上げられていた論文。 Keeping cool: Enhanced optical reflection and radiative heat dissipation in Saharan silver ants.Norman Nan Shi, Cheng-Chia Tsai, Fernando Camino, Gary D. Bernard, Nanfang Yu, Rüdiger WehnerScience V…

Bracovirus

昨日のゼミで取り上げられていた論文 Gasmi et al. (2015) Recurrent domestication by Lepidoptera of genes from their parasites mediated by Bracoviruses. PLoS Genetics 11(9):e1005470. Bracovirusという名のウイルスはチョウやガの仲間に寄生する寄…

ボルバキアの論文

(ボルバキアを研究している人にとっては)衝撃的な論文が出ていた。 Pontier SM, Schweisguth F (2015) A Wolbachia-Sensitive Communication between Male and Female Pupae Controls Gamete Compatibility in Drosophila. Curr Biol. 2015 Sep 2. pii: S0…

蛾の幼虫の眼状紋と体の大きさ

先日のゼミでとりあげられていた論文。 Body size affects the evolution of eyespots in caterpillars. Hossie et al. (2015) PNAS 112: 6664-6669. 蛾の幼虫には目玉模様がついたものが多い。この眼状紋とよばれる模様によって、鳥などに食べられにくくな…

Wolbachia MLST よく使うページ

宿主の学名から検索 アリル間の比較

消えるオス

ダンゴムシの研究などでお世話になっている福岡教育大の唐沢先生のブログ「土と生き物」で紹介していただきました。ありがとうございます。 土と生き物: 行くべきだな

消えるオスの書評

アマゾンのトップ10レビュアーであるLAW人さんから書評を書いていただいていた。本当にありがたいです。 Amazon.co.jp: 消えるオス:昆虫の性をあやつる微生物の戦略 (DOJIN選書)の LAW人さんのレビューwww.amazon.co.jp

消えるオスの書評

南日本新聞の書評欄で「消えるオス」を取り上げていただいたらしい。大変ありがたいです。 陰山大輔『消えるオス』 | 能瀬のポートフォリオ

フィラリア症患者の浮世絵

「消えるオス」の挿絵でも用いた、葛飾北斎によるフィラリア症患者の浮世絵の出典です。国会図書館のデジタルコレクションから見ることができます。 リンク先はここ↓ http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851657/11 書誌情報 国立国会図書館デジタルコレクシ…

暇と退屈の倫理学

暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator) 作者: 國分功一郎 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2015/03/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (14件) を見る

多数決を疑う

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書) 作者: 坂井豊貴 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/04/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (9件) を見る

消えるオス

表紙の写真が出ていました。 消えるオス:昆虫の性をあやつる微生物の戦略 (DOJIN選書) 作者: 陰山大輔 出版社/メーカー: 化学同人 発売日: 2015/07/03 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

消えるオスの表紙が出来上がりました

6月25日発売予定の「消えるオス」。表紙のイラストが決まりました。 消えるオス - 株式会社 化学同人www.kagakudojin.co.jp

消えるオス

恥ずかしながら本を出版することになり、今月末には大手の本屋さんには並ぶ予定です。化学同人という出版社から出ているDOJIN選書というシリーズです。 まだカバーイラストが決まっていませんが、私が描いたイラストの中から決定される予定です。(本など出…

功利主義入門

功利主義ってなんだろう。この本はとてもわかりやすく解説されていてすばらしい。初心者にはぴったり。 人間社会を考えるとき、できるだけ多くの人が最大限に幸せであることを良しとするという考え方を功利主義というが、意外と話はそう単純ではない。ごく少…

ショウジョウバエの性決定 X:A説について

MURさんに教えていただいた論文 Erickson JW, Quintero JJ (2007) Indirect Effects of Ploidy Suggest X Chromosome Dose, Not the X:A Ratio, Signals Sex in Drosophila. PLoS Biol 5(12): e332. doi:10.1371/journal.pbio.0050332 この論文が出ているの…

正義とは?

今更ながら・・・。 最大多数の最大幸福(功利主義)の問題点など、実例を挙げてわかりやすく説明してある。 これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: マイケルサンデル,鬼澤忍 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/11/2…

贈る言葉

他人と戦わない 独創的研究を追い求めるな つまらない研究なんてない 誰かがやるに決まっている研究なんてやってもつまらない 三か月研究したら世界の最先端にいなければならない 実験が失敗したら大喜びしなさい など・・・。個人的にはとてもしっくりくる…

メス化と単為生殖

Ma WJ, Pannebakker BA, van de Zande L, Schwander T, Wertheim B, Beukeboom LW (2015) Diploid males support a two-step mechanism of endosymbiont-induced thelytoky in a parasitoid wasp. BMC Evol. Biol. 15(1):84. [Epub ahead of print] やはりそ…

ヒートマップ

RNA-seqのデータをもとに、共同研究者にヒートマップを作っていただいた。示したかったことがきれいに表現できていて、とても嬉しい!

メス化とはいえない?

Biology Lettersにアクセプトになった論文の内容を簡単に説明しておきます。キチョウでは、オスの染色体を持った個体がボルバキアによってメスに性転換されていると思われていたのだが、実はそのような個体の染色体はオス型ではなくメス型であることがわかっ…

Publons

今まで依頼された査読を引き受けて、返したあと、一応その内容をPCに保存していたが、Publonsという以下のサイトに登録しておくとネット上にその内容を保管しておくことができる。どの雑誌の査読を行ったのかを時系列でみることができる。内容は非公開に設定…

嬉しいニュース2つ目

共同研究者から科研費に受かったという連絡を受けた。ありがたい話です。分担者として頑張らせていただきます。

嬉しいニュース

オーストラリアとの共同研究の内容がBiology Lettersにアクセプトになった! "・・・・" has been accepted for publication in Biology Letters subject to minor revision in accordance with the referee suggestions. タイトルなども少し変える予定なの…

Sex Wars

2009年に54歳で亡くなられたケンブリッジ大学教授、Michael Majerus(ウィキペディア参照)による一般向けの本、Sex Wars。中古で買いました。知っている内容が多いのでざっと斜め読み。 Sex Wars: Genes, Bacteria, and Biased Sex Ratios 作者: Michael E.…

学会

山形の学会に行ってきました。学会への移動中に読んだ本。 イモムシのふしぎ ちいさなカラダに隠された進化の工夫と驚愕の生命科学 (サイエンス・アイ新書) 作者: 森昭彦 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2014/08/12 メディア: 新書 この商品を含…

発生生物学の教科書

買ってしまった。 Developmental Biology 作者: Scott F. Gilbert 出版社/メーカー: Sinauer Associates Inc.,U.S. 発売日: 2013/07/10 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る

【シンポ】昆虫を操作する寄生者たち

来月4月12日(日)に立教大学(池袋)にて、下記の日本生物地理学会大会シンポジウムを開催します。 【名称】日本生物地理学会第70回年次大会シンポジウム 昆虫を操作する寄生者たち-分子メカニズムから生態系に与える影響まで-【企画】陰山大輔(農業生物…

A Planet of Viruses

ウイルス・プラネットの原著。デザインがとてもよい(表紙以外)。109ページと薄い。 A Planet of Viruses 作者: Carl Zimmer 出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr (T) 発売日: 2012/04/30 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る

理科好きな子に育つ ふしぎのお話365

365話のうちの1話を担当させていただきました。「ビックリ!体を乗っ取ってあやつる生き物のお話」です。 理科好きな子に育つ ふしぎのお話365: 見てみよう、やってみよう、さわってみよう 体験型読み聞かせブック 作者: 自然史学会連合 出版社/メーカー…